(仮)
20050416 ( 土曜日 ) 一本の映画にそんなにたくさんのテーマは詰め込んではいけません。 [長年日記]
_ きゃしゃーん
を観ました。今頃。
んでもって、お、重いよ話が。
最後に一応話はつじつまが合って、ストーリー的には好きな感じですが、途中のアニメチックな戦闘シーンが軽すぎて、話全体の重苦しいテーマとのバランスが取れていないような気がしました。
でも、最後の狂った寺尾總の表情はとても良かった。
それにしても、"新造細胞"とかいう設定は映画オリジナルなのね。まぁ、あまりにもタイムリーな設定なので、そりゃーそうか。でも、この辺の設定が良くできていて、人種問題とかと上手いことからめてストーリーをまとめている、と思う。
というか、これだけ良いオリジナルな設定があるんだったら、無理やり"きゃしゃーん"にしないで、戦闘シーンとかなしでもっとまじめにつくれば、もっと重みのある暗い映画で感動できたと思うんだけども、どうだろう。